「グループ企業のシステムを統合したい」
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お客様の課題
解決ポイント
当社による課題解決の概要グループ企業のシステム統合をIT統合基盤で実現
企業の統合・再編を進めるものの、グループ企業個社に最適化された業務システムに手をつけられず、システム管理コストが増加。管理部門では連結決算などへの対応が必要となり、管理業務コストの増加といった課題が懸念されています。
グループ全体のシステム統合による解決を試みたものの、思うように進まず悩みを抱えている企業も多いと思います。
NTTデータビジネスシステムズは、「IT統合基盤を活用した段階的導入」がグループ全体のシステム統合を成功に導くためのポイントと考えます。
当社が行ったグループシステム統合の事例では、以下のような段階的導入策により、スムーズなシステム統合を実現しています。

ステップ1.基盤+バックオフィス系システムの刷新
ステップ1では、ポータルやグループウェアなどの共通サービス、共通マスターの一元管理を可能とするためのIT統合基盤を導入します。さらにその統合基盤上で動作するERPシステムを採用し、グループ企業共通のバックオフィス系システムとして刷新します。ここで、パイロット導入企業1社を選定し、グループ展開に向けた十分な検証を行うことにより、次ステップ以降の手戻りを抑えます。
ステップ2.グループ企業への展開+稟議決裁システム構築
ステップ2では、バックオフィス系システムを各グループ企業へ展開します。併せて、稟議決裁システムの構築も行います。グループ企業への展開では、クラウドサービスの活用が大変有効で、グループ企業の展開状況に併せてインフラを段階的に拡張できるため、経済的メリットがあります。
ステップ3.事業基幹系システム開発+独自業務システム開発
最終ステップとして、グループの事業に特化した共通基幹系システム、グループ各社の独自業務システムを構築します。IT統合基盤で用意されている開発APIや開発自動化ツールの活用により、開発期間は従来と比較して短くなっています。
グループ企業のシステム統合を成功に導くimforce ERPシリーズ
当社では「IT統合基盤」、「バックオフィス系システム」をグループ企業へ展開するノウハウをまとめたサービスとしてimforce ERPシリーズをご用意しています。
imforce ERPシリーズについて
NTTデータビジネスシステムズがERP導入のプロフェッショナルとして、基幹業務システムと情報系システムをintra-martで融合したERPパッケージBiz∫(ビズインテグラル)を活用し、お客様の全社システムの最適化を実現するサービスです。 imforce ERPシリーズでは、IT統合基盤に拡張性の高いシステム共通基盤「intra-mart」、バックオフィス系システムにintra-mart基盤で構築した唯一のERPソリューション「Biz∫」を採用しています。

NTTデータビジネスシステムズは、グループ企業のシステム統合における豊富な経験と実績に基づき、「IT統合基盤」「バックオフィス系システム」をフル活用するための導入のためのコンサルティング、システム構築、運用支援をセットで提供しています。