社内のマスターデータ管理に、こんな課題はありませんか?
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課題
マスターデータを組織ごとに異なるシステム、ルールで管理しており、全社横断的なデータ分析や施策検討ができない。
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解決策
マスターデータ管理のファーストステップとして、データガバナンスの構想策定が必要です。データガバナンスの構想策定では、異なるシステムやデータから、マスターデータ品質の向上に必要となる横断的なルールを定めます。
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課題
データが不特定多数の部署で入力されており、コストをかけてマスターデータの品質を高めないと正しい意思決定が行えない。
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解決策
あらゆる部署で管理されていたデータをMDMによりマスターデータとして管理でき、有効なデータ活用を実現します。
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課題
システム間のデータ連携を個別に行わなければならず、運用コスト・管理コストが増大している。
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解決策
データHUBにより、マスターデータの集信、配信を一元管理することで、データ連携の運用コスト・管理コストを削減します。MDMと組み合わせて利用することで、高品質のマスターデータをあらゆるシステムに容易に連携できます。
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マスターデータ管理(MDM)とは
マスターデータ管理(MDM)は、あらゆるシステムやアプリケーションで共有されるマスターデータを
同じシステム内で一元管理するプロセスを指します。
今まで複数のシステムで保有されていたマスターデータをMDMによって一元管理することにより、
データの品質や一貫性が向上し、ビジネスプロセスのあらゆる判断のサポートへとつながります。
なぜマスターデータ管理(MDM)が重要視されているのか
多くの企業が顧客データなどのデータを活用していますが、部署ごとのシステムでデータを管理しているケースが多く見られます。その場合、同じデータが複数システム内で別の保持の仕方で管理されるため、全貌を正しく把握することが難しくなります。また、そのような管理方法では、同じデータが複数の場所に存在するなど、保有しているデータに一貫性がないことにより作業効率が悪くなり、結果的にデータ活用の生産性の低下につながります。マスターデータ管理(MDM)により、企業内に散乱していたデータが一元管理され、データ品質の向上やビジネスプロセスの最適化へとつながります。
さらに、一元管理することでデータ活用が可能な状態になったり、マスターメンテナンスシステムの保守運用コストの低減が図れたりといったメリットを期待できることから、マスターデータ管理(MDM)は重要視されています。
ビジネスに欠かせない情報を
信頼かつ一貫性のあるマスターデータ管理(MDM)によって
企業のDX化を促進
NTTデータビジネスシステムズのマスターデータ管理(Master Data Management)は、社内のマスターデータを統一的に管理し、正確かつ最新の情報の維持を可能にします。
現状データのアセスメント、データクレンジング・名寄せといったデータ品質の向上に関わる取組から、データ品質を適切に維持・管理するためのデータガバナンスに関するご支援まで、総合的にお客様のマスタ管理の改善をご支援します。
NTTデータビジネスシステムズが提供する
マスターデータ管理ソリューション(MDM)
柔軟性のあるマスターデータ基盤の実現
NTTデータビジネスシステムズのMDMは、日本の商習慣で求められる変更・申請・承認のワークフローなどに対応し、ユーザの利便性向上に貢献するマスターデータ基盤の構築を実現します。データの集配信に必要なデータHUBもセットで提供可能です。データガバナンスの策定から運用まで、トータルにご支援します。
柔軟なワークフロー機能を備えたMDM環境を構築
当社が提供するMDMは、変更・申請・承認のワークフロー機能を備えており、日本の内部統制やビジネスプロセスに柔軟に対応可能です。アドオン開発のリスクを最小限にすることができます。
マスターデータの一貫性を保てるガバナンス統制を実施
MDMの運用を開始する前段階のフェーズとして、ガバナンス策定と構想策定、構築・実装を並行して実施。マスターデータの生成・蓄積・公開・利用に係わる管理の在り方を、ツール環境、運用体制、運用ルールも含めて規定し、そのための設計と構築を行います。
複数のシステム間のデータ集配信をするデータHUBをお客様の環境にあわせて提供
データHUBはシステム間のインタフェースシステムです。マスターデータが必要なタイミングでデータの集配信ができる仕組みです。お客様の環境にあわせてデータHUBを構築・導入します。
マスターデータ管理のフロー図
NTTデータビジネスシステムズでは、以下のステップで、MDMの導入から定着までをご支援します。
導入フロー
「ガバナンス策定」フェーズでは、対象とするデータ・システムの特定やデータ品質を保つためのルールを策定します。
「構想策定」フェーズ、「構築・実装」フェーズでは、策定したガバナンスに合うようにマスターデータ品質の確保に関する整備環境の要件定義と、それに基づいた設計・構築を行います。「運用・定着」フェーズでは、マスターデータ運用の代行や改善に向けた支援によってMDMの定着をサポートします。構想の策定から運用改善まで、一貫してサポートできることがNTTデータビジネスシステムズの大きな特長です。
・マスターデータ品質向上のため、データ維持方法など、必要な施策を明らかにします
・マスターデータ品質確保に資するデータ整備のための環境設計を行います
対象マスター・システムの特定など、MDM構築に関するシステム化構想を策定します
伴走しながら要件を決め、設定・構築を行います
マスターデータ運用代行と効果測定改善に向けた支援を行い、MDMの定着をサポートします
関連ソリューション・サービス
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データ活用
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