データ活用実現サービス

DX推進からビジネスの成果へつなげるデータ活用を実現

データ活用の構想から成果の創出までトータルで支援し、課題解決に向け伴走

DX時代においてはビジネスの成功に向けて戦略的にデジタルデータを収集/蓄積するだけでなく、 クレンジング/分析/活用、運用まで一貫してサポートします。
企業における課題の発見や、さらなるデータ活用をご提案します。

データ活用を行うにあたって、こんな課題はありませんか?

DX推進に取り組んでいる企業が増えてきている中で実際に成果を出している企業は2~3割どまり
多くの企業がデータ活用において様々な障壁に直面しています。

  • 課題

    データの活用は、どのように進めればよいのか。最適解を知りたい。

    解決策

    本領域の多数の経験で培った、実績とノウハウを活用し、デジタルサクセス®の実現へ向けて構想から成果創出まで伴走します。

  • 課題

    分析環境の管理に時間が取られ、注力すべき業務の時間が取れない。

    解決策

    分析方法、ビジネスへの活用に悩むお客様に対して様々なプロフェッショナルサービス(データ分析支援、データガバナンスの整備)も提供します。

  • 課題

    各システムで保持しているデータの持ち方が様々で、横断したデータ分析ができない。

    解決策

    マスターデータを統合管理するためのMDM(Master Data Management)環境を整備し、分析するデータの軸を合わせ、横断したデータ分析を支援します。

 

データ活用とは

データ活用とは、企業が蓄積しているデータや社会にあるデータを収集、整理、分析し、様々なビジネス成果へとつなげることです。

なぜデータ活用が重要視されているか

データ活用は、DX推進における重要な要素の一つです。
企業に蓄積されているデータや、外部データによるデータ活用により、市場動向や消費者のニーズ、競合情報などを把握し、ビジネス戦略の改善や製品開発の意思決定に役立てるだけでなく、業務プロセスの改善や効率化を図り、コスト削減を実現することも可能です。データ活用は、ビジネスによって成果を得るDX推進へつながります。

企業が分析に活用しているデータの種類イメージ

参照元:総務省/株式会社情報通信総合研究所様
「デジタルデータの経済的価値の計測と活用の現状に関する調査研究」
分析に活用しているデータを加工して作成

総務省が発表した「令和2年版情報通信白書 デジタルデータ活用の現状と課題」では、2015年に実施した調査と比較し、POSやeコマースによる販売記録、MtoMデータを含む自動取得データの活用が進展しています。 この理由としてPOSやEコマースを分析し、売れ筋商品の特定や、時期をみたキャンペーン施策など経験・勘に頼らない戦略を打ちやすくすることにあります。また、自社にあるデータだけでなく気象情報や人流データなどの3rdパーティデータを組合わせて売上動向の分析を行うなど、MtoMや自動取得データの活用も広がっています。 また、電話などの音声データの活用も進んでおり、この5年でデータ分析による企業経営の高度化が進められていることがうかがえます。

以上のように、
DXへの取り組みのデータに基づく経営として「データ活用戦略の策定」、「データ分析結果に基づいた経営判断の実施」を行っている企業が4割程度となっており、データに基づく経営を重要視していることがうかがえます。

データ活用を行う企業の割合イメージ

参照元:総務省/株式会社情報通信総合研究所様
「デジタルデータの経済的価値の計測と活用の現状に関する調査研究」
DX(データに基づく経営)を加工して作成

NTTデータビジネスシステムズが実現するデータ活用

企業におけるデータ活用に際し、NTTデータビジネスシステムズが様々な場面で支援します。

データ活用
可視化
散在しているデータを活用・分析が可能な状態へ整備・蓄積
把握・予測
お客様がめざす未来を見据え、目標・目的達成を後押しするデータドリブンを実現
DX推進
データ活用に向け、伴走支援により確実なスタートを実現

導入事例

顧客・販売データを一元管理し、データ活用するためのDWHをわずか3か月で構築し、分析を開始

課題 MAによる施策の検討に際し、マーケティングに必要な情報が可視化できていない
DWH役割 ◆顧客・販売データを一元管理、分析可能なデータに加工
◆分析用途に応じて事前にデータを結合し、分析処理速度を向上
実施内容 ・AWS上に新規に環境を構築
・S3を介しデータ連携を行い、大容量データの格納を実現
・ETLサービス(AWS Glue)を利用し、分析用データを加工
・BIにはTableauを採用し、ダッシュボードを共有

NTTデータビジネスシステムズが提供する
データ活用実現サービス

企業のデジタルサクセス®に実現に向け、変革の方向性を大きく・ざっくりと考え、可能な範囲でPoCをスタートさせ効果を見極めます。
習慣化のサイクルを回しながらデータマネジメント基盤の本格導入、分析の対象範囲の拡大と段階的に実施していくことで、失敗のないデータ活用を実現します。

大きく考え、小さく・クイックにスタート、改善サイクルを習慣付けて拡大していきます。

データ活用成功を実現する進め方イメージ

参照元: 外部サイト「デジタルサクセス」デジタルサクセスに向けたアプローチ

データ活用の進め方

データ活用を行うにあたり、企業の様々なデータを扱うため、「集める→貯める→加工→分析」が可能な環境が必要です。

NTTデータビジネスシステムズではワンストップで行うことが可能です
  1. 1
    方針策定

    目的とゴールを明確にし、データを活用する領域を決める

    方針策定
  2. 2
    データを
    集める

    様々な情報源からデータを収集する

    データを集める
  3. 3
    データを
    貯める

    収集した大量のデータを保管、蓄積する

    データを貯める
  4. 4
    分析用
    データに加工

    蓄積された莫大なデータを、分析に最適な形のデータに加工する

    分析用データに加工
  5. 5
    データを
    分析する

    可視化したデータを元に、経営判断などに活用する

    データを分析する

段階的なデータ活用

データ活用を行うにあたり、フェーズにより各部門様単位、全社単位での関わり方がそれぞれ異なります。

  1. フェーズ1

    ・データ活用のためにビジュアルデータ分析プラットフォームの利用開始

    ・データ可視化をスタート

  2. フェーズ2

    ・データ分析基盤を構築し、データを多角的に分析開始

    ・商品開発部門にもビジュアルデータ分析プラットフォームの提供開始

  3. フェーズ3

    ・データ分析への機会学習導入のため、AI分析プラットフォームの構築支援を実施
    AIだからこそ可能な高度なデータ分析をスタート

    ・R&D支援システムを導入し、商品開発業務の効率化

  4. フェーズ4

    ・DX戦略策定支援を開始

    ・新規事業を担うデータ分析活用基盤の構築を支援

    ・データサイエンティスト育成支援を開始

    ・全部門展開にあたりデータガバナンス(ルール)を策定

フェーズ1
フェーズ2
フェーズ3
フェーズ4
生産管理
部門様
ビジュアルデータ分析プラットフォーム
AI分析プラットフォーム
商品開発
部門様
ビジュアルデータ分析プラットフォーム
R&D支援システム
全社
データ分析基盤
データガバナンス支援
DX推進支援
データサイエンティスト
育成支援

【目的別】データ活用実現サービス実施イメージ

目的別データ活用の一例をご紹介します。
幅広い視点でデータ活用を行うことができますのでお気軽にお問い合わせください。

目的 売上向上、販売強化 在庫管理の最適化
概要 売上データや生産データだけでなく、POSデータやSNSなどをはじめとした外部データを活用し、地域や店舗ごとの需要を予測 店舗ごとの売り上げデータや、倉庫ごとの回転数、過去の受発注のデータから、適正在庫の状態を特定する
活用結果 【売上データを活用】
地域ごと、年代ごとの需要を予測し、売上を向上させる
また、SNSの呟きによる最終消費者の反響を分析し、商品の受発注計画の精度向上、商品開発に活用したり、POSデータだけでは分析しきれない売り逃している商品などを発見し、需要予測精度を高める。
【在庫データを活用】
市場ニーズに合わせた商品の確保により、キャッシュフローの低減、品質向上、売上の増加を期待できる。

【商品データを活用】
売れ筋、死筋商品の補足ができる。

【受発注データを活用】
店舗ごとに需要を予測し、廃棄や欠品を減らすことができる。
必要な
データ例
・売上データ(売上高・変動率・商品単価・原価・顧客単価など)
・在庫データ(適正数・回転率など)
・広告データ(反応率・成約率など)
・顧客データ(属性・購買履歴・リピート率など)
・商品・サービスの評判(問い合わせ内容・クレーム・SNSへの書き込みなど)
・消費者の思考・行動パターン(アンケート・インターネット検索やSNS上の流行など)
・生産データ
・POSデータ
・在庫データ(適正数・回転率など)
・商品データ
・受発注データ
・POSデータ
・商品・サービスの評判(問い合わせ内容・クレーム・SNSへの書き込みなど)
・気象データ

以下のようなお客さまからよくお問合せいただいています。
・経営層からトップダウンで「データ活用」というキーワードが下りてきたが、何から始めれば良いか困っているお客さま
・スモールスターでデータをビジネスに活用出来る環境を整えながら検証し、将来的に全社活用したいとお考えのお客さま
・現場から業務改善や効率化を図りたいと要望が挙げられており、DX推進したいお客さま

活用できるデータの種類

データ活用で使用するデータは、売上・顧客などの企業に蓄積されているデータ、SNS・経済情勢などの世の中に存在するデータといった様々なデータがあります。

データ活用に使用するデータの種類

データ活用で使用するデータは大きく分けて企業に蓄積されている「社内データ」と、世の中に存在する「外部データ」の2種類です。データ活用において、どちらか一種類のデータのみを収集するのではなくどちらのデータも収集し、目的達成に必要なデータを取捨選択することが重要となります。

社内データ例 外部データ例
売上データ
売上高・販売数・原価・顧客単価など

顧客データ
属性・購入履歴・問い合わせ内容など

商談データ
件数・成約率など

広告データ
DM反応率・アクセスログ・クリック数など

製品データ
設計・部品・設備状況など

業務データ
内容・手順・所要時間・担当者の動きなど

人事データ
人員・労働状況・人件費など

など
オープンデータ
政府や地方公共団体から提供されるデータ、統計資料など

インターネット検索データ

SNSデータ

気象データ

位置・交通データ

など

NTTデータビジネスシステムズの強み

NTTデータビジネスシステムズならではの強みがデータ活用を可能にします

  • お客様の課題解決に向けた伴走型のサポート
  • マスターデータ、 データHUB等、マスターデータ管理やデータ活用に関する知見
  • NTTデータグループ内の企業と連携し、幅広いソリューションを提供可能
NTTデータビジネスシステムズのデータ活用伴走支援イメージ

デジタルサクセス®の実現

めまぐるしい環境変化を受け、多くの企業はビジネスモデル、ビジネスプロセスの変革を求められています。その中で、デジタルへの取り組みの重要性も高まっていますが、取り組みのキーとなるAI・データ活用には多くの課題があり、十分な成果につなげられていない事例が多く見られます。
このような背景を受けて、NTTデータでは、デジタル変革により成功した状態を「デジタルサクセス®」と定義し、お客様企業、さらにはその先のエンドユーザに「デジタルサクセス®」をもたらすためのイノベーション実現をサポートしています。

ビジネス目的が不明確であったり、投資対効果への不信感などの企業におけるAI・データ活用の課題に対し、NTTデータは、AI・データ活用のためのコンサルテーションからデータサイエンス、データ活用に必要な技術の提供までトータルにサポートします。

デジタルサクセス®とは

デジタル変革により成功した状態を意味します。私達はお客さま企業、さらにはその先のエンドユーザに「デジタルサクセス」をもたらすためのイノベーション実現をサポートしています。
※デジタルサクセスは、NTTデータの商標または登録商標です

デジタルサクセス:ロゴ画像

デジタルサクセス®の実現へ向けて構想から成果創出まで伴走します

NTTデータビジネスシステムズのデータ活用サービスフローイメージ

【業種別】活用データ種類例

業種別データ活用の一例をご紹介します。
幅広い視点でデータ活用を行うことができますのでお気軽にお問い合わせください。

業界 製造(食品) 建築 小売
概要 需要を予測する 建設生産プロセスを AI で最適化 店舗データ、商品データ、顧客データなどを統一マスターで整備し、横串で各種データの分析を行い、新商品を評価
活用結果 様々な要因から需要を予測し、生産計画を策定 AIシミュレーションで最適な工事計画を立案 店舗ごと・エリアごとの新商品の売れ行きを年代別に可視化
必要な
データ例
SNSデータ
売上データ
気象データ
生産データ
集配送データ
管理者、作業員の位置情報
作業員のバイタルデータ
現場の動線データ
作業員の滞留状況
資機材の位置情報
資機材の稼働状況
工事車両の位置情報
店舗データ
商品データ
顧客データ
販売データ
問い合わせ内容・クレーム・SNSへの書き込みなど

データ活用によるメリット

データ活用を行うことで、事業拡大や業務効率化、マーケティング戦略/施策の最適化など様々なメリットがあります。

  • メリット

    事業の拡大を実現

    データ例

    自社が有する売上データや顧客データなど、他社にはないデータを分析することで提供するサービスをアップデートし続けることが可能です。
    それにより蓄積されていくデータを絶えず活用することで、データ活用による業務拡大を実現します。

  • メリット

    業務効率化を実現

    データ例

    様々な形式で乱雑に蓄積されている社内データを一元管理することで、業務プロセスが迅速かつ効率的に行うことができます。

  • メリット

    マーケティング戦略/
    施策の最適化を実現

    データ例

    顧客データや販売データなどの社内データや、消費者の行動データなどの外部データを分析用途に応じてデータを加工し、活用することで、マーケティング戦略/施策に活用することができます。

 

資料ダウンロード

  • リーフレット:データ活用実現サービス

    リーフレット:データ活用実現サービス

        
  • ホワイトペーパー:データ活用を促進するためのポイント

    ホワイトペーパー:データ活用を促進するためのポイント

    NTTデータグループの実績・経験から導かれたデータ活用推進のポイントについてご紹介いたします。
        

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