「Biz∫」導入経緯

−−貴社の事業についてお聞かせください。

株式会社 西武ホールディングス
執行役員
石田 尚子 様

石田様　西武ホールディングスは「でかける人をほほえむ人へ」をスローガンに、お客様の生活を応援する企業グループとして都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業、不動産事業など多岐にわたる事業を展開しています。
この３年ぐらいはアフターコロナの社会において目指していくことを見据えながら、飛躍への道筋をつけてきました。長期的には、レジリエンス＆サステナビリティをテーマに、想定外の危機にも柔軟に対応し、さらなる成長を作り出し、安全・安心とともにかけがえのない空間と時間を作り出していくことを願って挑戦を続けています。
−− Biz∫の導入に至った経緯、以前抱えていた課題についてお聞かせください。
石田様　会計システム刷新プロジェクトに取り組んだのは、コロナ禍が始まる前でした。将来的に労働人口の減少が予想され、人材確保が一層難しくなる中で、業務の効率化と生産性の向上がより一層求められていたためです。
以前は、グループ全体で同一の会計システムを使用していたものの、各会社で使い方が異なっていたため、経営が求めるスピードでの変化への対応が難しい状況でした。そこで、会計システムを刷新し、業務の標準化を進めるとともに、グループ全体での共通化を目指して取り組みを開始しました。
金國様　旧会計システムでは、さまざまなニーズに対応するために200 を超えるカスタマイズが行われていました。そのため、システムのバージョンアップ時には多大なコストと相当な対応時間がかかる一方で、追加された新機能が十分に活用できないという問題が発生していました。

検討フェーズについて

−−Biz∫を選定した理由についてお聞かせください。

株式会社 西武ホールディングス
経理部　マネージャー　
金國 善治 様

石田様　新会計システム導入は守りのDXの役割を担う取り組みでした。
金國様　アドオン開発の増加や、グループ会社ごとに使い方が異なるという課題を解決するため、各候補企業に対してRFI（情報提供依頼） やRFP （提案依頼書） を通じて、「業務を標準機能に合わせる」「アドオン開発を行わない」といった方針を提示し、最適な会計システムの選定を進めました。
その結果、「グループ各社の実際のユーザーからの要望に応える機能を備えたシステム」という視点で選定されたのがBiz∫でした。新しい会計システムのリリースは2022 年で、選定から開発までには約3 年にわたるプロジェクトとなりました。
−−グループ企業を超えた議論も行われましたか。


続きは「導入事例をダウンロード」後、ご覧いただけます。