INTERVIEW - 17

3年目、リーダーに。その先には、
より大きな決断のできる役割を見据えて。

プロジェクトリーダー

C.Ito

デジタルサービスビジネス部
2016年 新卒入社|文学部

就活当初は決まった目標もなく、就活イベントなどを通じて多くの業種の企業を見るなかでIT業界はこれからも成長していく業界と感じ、関心を持ったという。そして文系出身でもSEにチャレンジできると考えIT業界の各社を比較検討し、当社に出会った。新入社員研修をはじめ、社員のスキル向上やキャリアアップのサポートが充実しており、特定の業界に限らず、幅広いお客さまに対してシステムを提供しているので、常に新しい分野に触れられることが自分に合っていると感じた。

入社してから今までの担当業務を教えてください。

入社以来、システムのインフラであるネットワークやサーバーなどを担当する基盤SEとして、提案から構築、保守・運用までを経験してきました。入社1年目は大学の学内システムの保守を担当していましたが、ITについては何もわからないという所からのスタートでした。お客さまとの打合せでは議事録を書き、用語を含めてわからないことについては、先輩に質問したり、自分で調べたり、そんな日々の繰り返しでした。この経験を通じて、インフラの基礎知識やトラブルシューティングの方法について、理解を深めていくことができたと考えています。2年目には複数のお客さまの案件を同時並行で担当することになり、保守とは別に既存システムの更改プロジェクトで、構築や試験にもたずさわりました。そして3年目の夏から、比較的小規模な案件のリーダーとして、ほかのチームとの調整や協力会社の進捗管理などを行っております。

仕事のおもしろさややりがいを教えてください。

現在は、リーダーとして新規のお客さまのシステム構築をはじめ、営業担当と協力しながら技術提案も手がけています。私は性格的にチャレンジすることが好きなため、3年目でリーダーになった時は、素直にうれしかったです。その後、様々な案件に取り組んできました。既存のお客さまだけでなく、新規開拓を行う外販をテーマとした事業部に所属しており、幅広い分野のお客さまをターゲットにやりたいことができる非常に面白いポジションだと感じています。仕事上のやりがいは、複雑なトラブルシューティングにおいて、スムーズに問題を解決できた時には大きな手応えを感じます。経験を重ね、知識を広げ、深めてきたことで、スキルや洞察力がアップして解決に結びつけることができました。トラブルシューティングを重ねて問題解決ができたことが自信につながり、自分自身の成長も実感できています。

業務をする上でこれまでの苦労した点と、どのように乗り越えたか教えてください。

たとえば最近の事例ですが、初めてお取引をするお客さまの、システム全体に携わるというプロジェクトメンバーとなりました。初めてのお取引の場合、いつも苦労するのは、妙な表現かもしれませんが、好みを探るという点です。最初の会議では、詳しい資料をお持ちして、お客さまにお見せしながら、会話しながら、どこに興味があるのか、どんなシステムにしていきたいかを探ります。なかには、何も言っていただけないお客さまもいらっしゃいます。プロジェクトがある程度進んだ段階で、想定していたものと異なると指摘されたことも時折あります。お客さまとの認識相違のリスクを排除するためにも、普段からのコミュニケーションがとても重要です。同様に、チームメンバーや協力会社とも、業務を進めていく上でも大切なことです。システム構築では、相手の話に耳を傾けることが、様々な課題を乗り越えるための肝だと考えています。

仕事で注力していることを教えてください

新しいシステム開発のために、採用したことのない技術や角度の違うアプローチが必要だと判断したら、社外のビジネスパートナーに協力を仰いだりするなど、フレキシブルに動く必要があります。それが私たちの技術の蓄積や問題解決のノウハウにつながっていくからです。また、常にアンテナを高くしていることが、SEには求められています。その為、インフラに関する展示会などにもできるだけ参加するようにしています。また、リーダーとしては、目先のトラブルに終始するのではなく長期的な目標を設定して、プロジェクトの進捗を戦略的に管理するように心がけています。私たちの最大の目標は、お客さまが新しいシステムやサービスを通して、新たな付加価値を享受したり、企業価値が向上することです。その目標に向かうために、常に物事を長期的な視点で見ることを意識しながら業務にあたっています。

これからどんな事に挑戦していきたいですか?

プロジェクトの成功はもちろんですが、チーム全体の成長と会社の目標達成に貢献できる社員でありたいと考えています。そのためには、さらにリーダーシップを磨きスキルアップを図っていきたいです。グループ全体を俯瞰して、より大きな決断ができるような、責任あるミッションを成し遂げたいという思いがあります。そのためにも、コミュニケーション力の更なる向上も重要な要素になってきます。一方、技術的にも、クラウドサービスの活用によるセキュリティ強化など、新しいトレンドを積極的に情報収集・活用して、顧客企業の価値向上や当社の競争力強化に貢献していきたいです。どこまでできるか、まさにチャレンジですね。

Oneday Schedule

9:30
リモートで業務スタート。手始めにメールのチェックから。現在リモートと出社の比率は半々。
10:00
内部の定例会議。直近のプロジェクトメンバー4名で進捗や成果物について情報を共有する。
12:00
ランチはコンビニで購入したもので手軽に済ませることが多くなっている。
14:00
週に一度はお客さまとの定例会議。進捗状況などについての報告を行う。
15:00
次回のお客さまとの打ち合わせの資料を準備するため作業にとりかかる。
16:00
チームメンバーの作成した基本設計書などドキュメント類をチェックする。
17:00
協力会社の進捗状況などを把握するためにメールでやり取りを行う。
19:00
リリース直前には遅くなることもあるが、通常ならこの時間に業務を終える。

Message

SEの仕事はシステムが止まってはいけないというシビアな面がある反面、技術的に成長できる、貢献度も高い、といった魅力があります。当社は新たな挑戦に、だれもが手を挙げやすい環境で、新技術に挑戦でき、私のように早い段階からリーダーを任せてもらえるなど、自分を高める機会が数多くあります。ポジティブな姿勢の社員には、様々な機会を与えてもらえる会社です。そんな意欲的な皆さんと、ぜひ一緒に仕事がしたいと思っています。

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