若手リーダー座談会

Cross Talk

3名の若手リーダーが
チームのこと、若手との関係性について語ります。

部署の異なる3名の若手リーダーに集まっていただき、チームで仕事をする面白さやその中で新人がどのように接しているかを語ってもらいました。入社後、一緒に仕事をしていく若手リーダーの声を通して、NTTデータビジネスシステムの雰囲気やそこで働くイメージを掴んでください。

Profile

営業

S.Takayama

ITソリューション事業部
2016年入社|理学部卒

業務SE

A.Habuta

ITソリューション事業部
2015年入社|法学部

業務SE

T.Okiyama

デジタルエンタープライズ事業部
2012年入社|理工学部

Chapter01


みなさん、現場の若手リーダーということで、まずは簡単な自己紹介と現在の業務内容を教えてください。

Takayama

入社6年目です。現在は、主に食品・飲料業界の既存のお客様との契約、新規案件獲得のための提案、各種アプローチなどを行っています。ちょうど1年半前に開発から営業に異動になり、21年の10月くらいから新規案件に向けた営業活動も行っています。開発と営業の両方を経験し、非常に視野が広がったと感じていますね。システム提供側とお客様側、どちらの観点も持つことで本当にタメになる提案とは何かを掴みかけているところです。

Okiyama

私は入社10年目で、住宅建設業様の住宅運営システムの構築プロジェクトにおいて保守運用や追加開発などを行っています。チームメンバーの保守運用業務の支援・指導や、追加開発についてのお客様へのヒヤリング、見積作業なども私の役割です。

Habuta

入社7年目です。私はある独立行政法人様が所有しているデータベースを管理し、検索やデータ抽出が行えるシステムの開発や維持保守を行っています。高山さんのような異動は経験しておらず、同部署で成長とともに少しずつ役割を変えてキャリアを積み重ねているというイメージですね。

それではまず一つ目のテーマとして、皆さんがリーダーとして意識している事やチームで働くうえで大事にしていることを教えていただけますか?

Takayama

基本的ではありますが、報連相を大事にしています。システムエンジニアだった時は、プロジェクトで問題が起きないようにするために常に報連相を意識していました。1人でできることは限られているので、周りの人の手やノウハウを借りるためにも、報連相の徹底は重要です。常に情報を連携することを大事にしています。営業活動では、色々なお客さんに同時に対応するので、瞬時に協力を仰いだり、情報共有をしておかないと、結果的にお客様に迷惑をかけてしまうことになります。開発側と連携が必要になることも少なくなく、チームを上手くまとめ、プロジェクトを円滑に進めるためにも欠かせないことだと思いますね。

Habuta

報連相は大事ですよね。私はリーダーとしてはまだまだ未熟なのですが、自分のタスクで手一杯にならないように、なるべく視野を広く持ち、メンバーの進捗状況を気にかけるようにしています。

NTTデータビジネスシステムズではテレワークを積極的に導入していますが、その際のコミュニケーションで苦労することはありませんか?

Habuta

社内のチャットツールを活用しています。元々、よい雰囲気のチームではありますが、少しでも疑問があれば、すぐチャット上でやり取りする関係性が作れているのでコミュニケーションで困ることはないです。チャットを導入した当初は、メンバーもどのようにチャットを活用すればいいか迷っているところがあったので、私から積極的にチャットを送ったり、活発なコミュニケーションを意識していました。その結果、メンバーもチャットや進捗確認ツールに自発的に記入してくれるようになり、今のサイクルが出来上がってきた感じですね。沖山さんはどうですか?

Okiyama

メンバーが前向きに作業を実施できるよう2つの事を意識しています。1つ目は、普段からメンバーが話をしやすい雰囲気を作ることです。私の場合だと、あえて不完全さを見せる感じでしょうか。いじられ役を狙っているわけじゃないですけど(笑)。2つ目は、ネガティブな発言は絶対にしないこと。仕事においてのネガティブ発言は何も生み出さない一方で伝染しやすいものなので、これは常に意識しています。また、メンバーには些細な事でもよいので役割をしっかり与えて、そのアクションに対しての「ありがとう」を徹底しています。例えば、新人であればオンライン会議の設定依頼でもよいのです。こうした積み重ねがお互いを尊重する関係性を生み、チーム全体のよい雰囲気につながっていくと思っています。

Habuta

確かに、ポジティブなメンバーが多いと何か難しい課題があったとしてもチームとしてもいい方向に向かうことが多いですよね。

Chapter02


IT企業というと、一人で黙々とパソコンに向かって作業するというイメージを持つ方が多いと思いますが実際はチームで仕事をすることが多いですよね。

Takayama

そうですね。チームで仕事をすることで、自分にはないアイデアや考え方を知ることができるので、そうした発見ができたときは非常に楽しいですね。また、大規模プロジェクトに対応できるのもチームワークがあるからこそ。全く新しい機能や画面をお客様に提供し、良い反応をもらえると楽しいなと感じます。困難は分かち合い、喜びは数倍に。これがチームで仕事をする醍醐味ですね。

Habuta

チームで仕事をすると1+1が2以上になるっていうことですよね。

Takayama

そうですね。私は開発出身ということもあって、異動当初は、現実的な提案を行うことが多かったのですが、先輩から「夢を描いてあげることも大切だよ」とアドバイスを受けて意識を変えることができました。以降は、「どうすればお客様がワクワクするような提案が行えるだろう」という視点を重視して提案内容を考えています。コミュニケーションを通じて自分自身の成長に結びつけることができるのもチームで仕事をすることの価値だと思います。

今、指導役の方のお話が出ましたが、当社は入社すると、1年目社員には必ずトレーナーが付きます。皆さんも過去にトレーナーを経験されていますが、新入社員と働くうえで意識していたことなどを教えてください。

Okiyama

普段の業務ではメンバーが話をしやすい雰囲気を重視しています。一方で、時には真剣に取り組むことも大切なのでメリハリをつけることを意識していました。

Habuta

具体的にどのようにメリハリをつけていたのですか?

Okiyama

失敗が許されない作業の説明などは、教える際の雰囲気も含めて「ここは重要な部分だよ」というのが伝わるように、細心の注意を払って指導していましたね。ただ、プログラミングや設計書の執筆など、メンバーと協力して行う作業については話しやすい雰囲気を意識していました。質問がある場合はある程度時間の枠をとって、1on1のようなイメージで色々話を聞いていましたね。

Takayama

トレーナー時は新人と年齢が近いことが多いので仲良くなりつつも、1年目の内に、基礎をしっかり教えてあげるのは重要ですね。私は、新入社員が最初の1年で、何か1つでも面白いなと思えることを見つけられるようにしようと意識していました。

Habuta

それいいアイデアですね! やっぱり楽しんで仕事してほしいですよね。私は、その人のペースで成長できるように課題内容を調整したり、常に相手に共感することを大事にしていました。私自身も新入社員の時、技術面など分からないことが多くあったので「私もそうだったな」と思い出し、その人の立場に立ってあげることを意識しています。あと、文面にはとても気を配っていましたね。対面でしか伝わらないニュアンスがあるので、硬いメールを送ることで威圧的にならないように気を付けています。

Takayama

気づきにくいけど、その気遣いは大切だと思います。新入社員は分からないことがあって当然だと思うので、なんでも聞けるような関係性を築いていくのが大事ですからね。

次は学生さんからもよく頂く質問ですが、皆さんはどんなメンバーと一緒に働きたいですか?

Habuta

私は、協調性があり話しかけやすい人、コミュニケーションが取りやすい人と働きたいです。この仕事はシステムの仕様を一つ決めるのでも、色々な観点で考えるために、メンバーと話し合って決めることが多々あります。周りにプレッシャーを与えるような、威圧的で投げやりな話し方を常にしていると委縮して意見が出しづらくなってしまいます。常に相手の立場に立って考え、自身の意見をしっかり話し、コミュニケーションをとれる人だと仕事もスムーズに進めることができると思います。

Okiyama

先ほどのトレーナーとして意識していたこととも繋がりますね! 最初のうちは難しいかもしれないですけど、若手でもどんどん意見を言ってほしいですよね。私は他のメンバーに質問しながらでもいいので、自身の業務に責任を持って実施してもらえる積極的なメンバーと働きたいです。

Takayama

社会人と学生の大きな違いって、「責任感を持てるか」という部分が大きいと思います。私は、色んなことに興味を持っていて、私に対しても新しい刺激をくれる人と働きたいなと思います。

Habuta

それは面白い観点ですね。いろんな人が集まってチームを形成していくので、刺激しあえるメンバーっていうのはいいですよね!

Chapter03


みなさんありがとうございます。ここまで若手リーダーとして仕事の話を主にしていただきましたが、仕事とプライベートの両立についても教えていただけますか。

Takayama

私はサッカーが趣味で、社会人チームに入っています。最近は土日に子どもと遊ぶ時間を多く取っているので参加できていないのですが(笑)。ただ、仕事とプライベートについては、テレワーク頻度が多くなって両立しやすくなったなと感じていて、仕事が終わってからでも十分な時間を確保できるので、勉強したり、家事をしたり、有意義に過ごすことができていますね。沖田さんはどうですか?

Okiyama

スノボと旅行が趣味で、子供ができてからは家族旅行にも良く行きますね。フレックスタイム制を利用して特定の曜日は早く帰るなど、日々の業務とプライベートを上手く両立できるように心がけています。

Habuta

私はゲームをしたり、おいしいご飯を食べに行ったりすることが好きです。平日はテレワークで外出することが少ない分、休日は一人でお散歩に出かけてグルメ巡りをしたりしています。ゲームも大好きなので、土日もずっとゲームをしていることもあります!

それでは最後に若手リーダーから、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

Takayama

就職活動は自分を見つめ直すいい機会だと思います。就職することも目標の一つではあると思うのですが、もっと大きな目標や本当にやりたいことは何かということを十分に考えて、後悔のないように活動できると良いのかなと思います。大変だと思いますが、頑張ってください!

Okiyama

多くの業界や会社の中から、1社に絞るのは大変だとは思いますが、自分自身が働きたいと思う会社が必ず見つかると思うので、頑張ってください!

Habuta

学校生活・学外生活で様々な経験をして、人間の幅を広げて欲しいですね。そのうえで目標を持って何かに取り組んだり、継続して努力したりしながら、自分のやりたいことを見つけてみてください。応援しています。