新入社員座談会 文系

Cross Talk

文系出身の新人3名が語り合う
なぜIT業界を目指したか?

大学での学びがITに関係なくても大丈夫? プログラミングの知識がなくても通用するの? 文系学部からIT業界を目指す学生さんが抱きがちな疑問について、仕事を思う存分楽しんでいる入社1年目・文系学部出身の3名に、語り合ってもらいました。

Profile

M.Oka

2022年入社|人間科学部卒

T.Ogino

2022年入社|商学部卒

Y.Hattori

2022年入社|外国語学部卒

学生時代はどんなことを学んでいましたか?

Oka

人間科学部人間情報科学科で心理学を専攻していました。卒業論文では人の目の動きを研究して、それを発達障害の子どもの学習支援に利用するというテーマで研究を行いました。ITはほとんど学んでいませんでした。

Ogino

商学部会計学科で、「IT業界ゼミナール」とういうゼミに所属していました。このゼミではIT業界について幅広く知識を得ることを目的に、先生が取り上げた技術を題材にして、それがどんなもので社会にどんな影響を与えるかなどを、自分たちでリサーチして発表し、先生にレビューしてもらうということをしていました。

Hattori

外国語学部国際関係学科で、開発経済学を専攻していました。卒業論文は、発展途上国や新興国などで貧困から発生する関連するさまざまな問題を、経済学でどうやって解決するのかを研究しました。

なぜIT業界を志望したのでしょうか?

Oka

新しいことに挑戦するのが好きなタイプなので、IT業界であれば新しい物ごとにどんどん触れられるだろう考えたのが大きな理由です。就職活動時には周囲の友人たちの中にもSEを志望する人が多くて、みんなの話を聞いて面白そうな仕事だなと思ったことも、IT業界への就職を考える後押しになりました。

Ogino

私は学生時代に学園祭の委員を務めていたのですが、運営のための資料が全部紙だったので、集計作業などがとても大変でした。その時にExcelを使ってみたら集計がものすごくラクになったのが、ITに興味を持つようになった理由です。それがきっかけで、IT業界のいろんな技術をリサーチするゼミを選択することにもなったので、就職活動でもIT業界が視野に入ってきました。

Hattori

私は学生団体に所属して広報を担当していたのですが、そこでPRのためにSNSやホームページを活用していたのが、IT業界を目指すきっかけになりました。最初はふつうのユーザー目線だったのですが、だんだんどんな仕組みで動いているのかにも興味を持つようになり、モノづくりがやってみたいという思いが出てきました。

IT業界を目指すにあたって不安はありましたか?

Ogino

最初は不安しかなかったです(笑)。それでも、会社訪問などで当社の先輩たちと何度が面談をする中で、自分がいま興味を持っている分野について話をしたら、「実はいまこういう面白いプロジェクトが動いているんだ」と先輩が教えてくれた内容がとても興味深くて、これは不安とか言っている場合じゃないぞと、心を揺さぶられました。みんなも最初は不安じゃなかったですか?

Hattori

やっぱり私も最初は不安でした。学部学科がITとは全然関係がなかったし、普段からSNSやパソコンを活用しているといっても、それを裏で動かす仕組みについては全くわからないので、本当に自分にできるのかなという気持ちはありました。ただ、入社の前後に研修があって、それがとても充実しているのを知ったことで、不安はかなり和らぎました。

Oka

私は選択科目でプログラミングの授業があって、自分でも興味を持ってやってみて楽しいと感じていました。それに近い内容の仕事をするのかなと、ある程度想像がついたので楽しそうだと思いました。もちろん、不安が全くなかったといえばウソになりますが、勉強すれば大丈夫という思いの方が強かったですね。

当社に入社して良かったことは?

Oka

私は幅広いお客様と接することができる会社に入りたいと思っていましたが、ITの中でも当社は本当に幅広い業種の企業をお客様としているので、いろんな知識を吸収できる点で最高です。また、いま在籍している部署では、毎日新しい技術に触れて勉強できるという環境がとても楽しいです。自分がやりたかったことができていると思います。

Hattori

私はどんな人と一緒に働くのかも、会社選びでとても重要な要素だと思います。就職活動時に、この会社で出会った人たちがみんな穏やかで魅力的だと感じ、実際に入ってみてもやはり一緒に仕事をして楽しい人たちばかりなので、居心地がとても良いですね。モノづくりにもとても興味があってSEを目指したということもあり、それができている点でも入社してよかったと思っています。

Ogino

私は会計学科にいたので、会計サービスにとても興味を持っていました。選考過程で当社のimforceという会計システムの話を聞いたのですが、「こういう会計システムがあれば面白い」と想像していたものよりも、ずっと上をいく内容だったので、もっと勉強しなければと意欲に火がついた感じでした。実際に仕事をしてみてもその通りだし、日々新しいことが出てきますよね。刺激がある毎日を送ることができています。

仕事内容とその中で楽しいところはどこ?

Oka

大手通信業界様のデータをオンプレミスという自社システム基盤から、クラウドへ移行する業務を担当しています。開発メンバーとして、クラウドサービスの主流であるアマゾンのAWSを用いた環境構築や打ち合わせの議事録作成、朝会のファシリテーターや事務作業、なども行っています。AWSでは自分が想像していたのよりも、ずっと高度なことが可能になるのを知って、新しいことに挑戦してもっと成長できると思うと楽しいです。

Ogino

私が担当しているのは、建設業のお客様に対する業務効率化とDX推進のサポートを目的とした基幹システムの導入です。現在は設計工程のため、設計書の執筆、会議の議事録、プロジェクトに関わる各種事務作業を行っています。お客様と話がしたくて入社したのですが、お客様に業務の流れをヒアリングして、それに対して提案をする際に、直接やりとりできるのがとても刺激的で、楽しくてしょうがないです。

Hattori

私の業務内容はBIツールといって、企業がそれぞれに蓄積している膨大なデータを、収集・蓄積・分析・加工し、経営戦略に役立てるツールの画面構築を担当しています。その開発メンバーとしてBIツールの画面作成や資料作成などを行っています。配属の希望を出すときに、データ分析的な業務とモノづくりの両方がしたいと希望していたのですが、どちらも叶えられているので、とてもやりがいがあると思っています。

仕事に学生時代の学びは活かされていますか?

Oka

私が学んだゼミでは、必ず実験をしてそれを数値分析することが課せられていたので、分析をする際の論理的な考え方が、とても役立っていると思います。たとえば、お客様のシステムの中で、データがどう流れていくのかを順序立てて考えたりする場合に、その力が活かされているのを実感します。ただ、学科で専攻した内容や卒論に書いた中身という意味では、あまり役立っていないかもしれません(笑)。

Hattori

私もいまの仕事に直接活かされていることはあまりないかもしれませんが、卒論を書いた時には、いろいろな資料や論文を読みこんで、その内容を分析して書くということが求められました。文章を読み解いて分析する力や、論理的な文章を書くという能力はそこで身についたと思いますし、現在の業務の中でも活用できているかなと思います。

Ogino

私は会計学科だったのですが、今在籍しているのが会計チームで、お客様と話す場合も相手が経理担当の方だったりするので、まさにそのまま役立っています。真面目に勉強しておいて良かったです。学生時代には頑張って簿記3級を取得して、今は2級に挑戦中です。社内にも簿記や会計の資格を持っている人はかなり多いですよね。

テレワークの比率はどのくらいですか?

Ogino

私はテレワークをするのは週に1~2回です。業務でお客様のところに訪問する頻度が高いので、その分、出社する日数も多いです。お客様の先に直行した場合でも、その後に池袋本社で仕事を続けるということもよくあります。テレワークの時は、少しでも快適に仕事ができるように、思い切って良い椅子を買いました。長時間座っていても腰の痛みは皆無で、1日の集中力もアップしたように思います。

Oka

私は入社してから今まで会社に来た回数が10回に満たないくらいで、ほとんどテレワークを行っています。社内の人たちとコミュニケーションを取りづらいかというと、そんなことは全くなくて、Web会議ツールやチャットなどを使って、お互いに会話や質問などもつねに飛び交っているので、困ることはほとんどないですね。出社したときは、同期や同僚と一緒にご飯に行ったりするので、それも楽しいです。

Hattori

今日は3人で本社の近くにある美味しい定食屋さんに行ってランチをとりながら、いろんな話ができて楽しかったです。私も出社は月に1~2回ですが、Web会議ツールやチャットを通して、自分が好きなタイミングで気軽に質問ができるので、逆にテレワークだからこそ、スムーズにコミュニケーションが取れているところもあると思います。

オフの楽しみ方と学生の皆さんへひと言をお願いします。

Ogino

私は仕事だけではなくて、プライベートでも人との交流を大事にしたいと思っているタイプなので、学生時代の友人と会う機会を積極的に作り、誰かからの誘いにはできるだけ応じるようにしています。「今どんな仕事している?」という話になることも多くて、それで盛り上がることもあります。自信をもって仕事のことを話せる会社に出会いたいという方には、選択肢の一つに入れてほしいと思います。

Oka

私は同じアーティスト推しの友人がたくさんいるので、その人たちと会ったり一緒にライブに行ったりしています。一緒に旅行に行くこともあります。そのメンバーはみんな別の会社なんですけれど、なぜかSEが多いのです。だから、アーティストの話だけではなく仕事の話でも楽しく会話ができて、とてもリフレッシュしています。オン・オフのメリハリがしっかりつけられる環境です。

Hattori

私は就職を機に初めて上京したので、東京には友人や知人が全然いませんでした。でも、同期のみんなと仲良くなって、その中に旅行やドライブを企画するのが好きな子がいるので、よくグループで首都圏の観光地に出かけたりしています。これまでけっこういろいろな場所に行って、みんなともどんどん仲が良くなりました。仕事もプライベートも充実させたいという方にはピッタリなので、ぜひ一度、会社訪問してみてください。