INTERVIEW - 06

チャレンジできる環境で
社会に役立つシステムを構築する。

SE(インフラエンジニア)

R.Sudo

クラウドサービス技術部
2019年 新卒入社|政経学部卒

就職活動中に友人の影響でIT業界に興味をもち、自分たちがPCやSNSを使う裏側で高度な技術を駆使する人たちの存在を知り、未知の世界にチャレンジしてみたいと考えた。その中で、NTTデータグループというブランドを持ち、世の中に影響を与えている幅広い企業と関わる仕事ができる当社の存在を知る。入社の決め手は、入った後でも自分でキャリアの選択肢を持つことができる会社だと感じたこと。IT業界の知識がなかった分、何にでも挑戦しようという思いが強かった。

入社してから今までの担当業務を教えてください。

私たちの部署では、某電力会社が各種手続きやサービスを行うための、Webサイトの構築や保守を行っています。私が担当しているのは、サーバやネットワークなどインフラと呼ばれる、システムが動く基盤となる部分です。とくに私の場合は、ネットワークやサーバなどのインフラ設備をお客様が自前で持つ必要がない、クラウドサービスを専門に担当していて、お客様のシステムがクラウドサービス上でスムーズに動くように、インフラの設計構築や保守運用などを行っています。たとえばお客様が「こんな機能を追加したい」という場合に、クラウドサービス側で必要な設定や、設計から実装までを行っていきます。配属直後は先輩のアシスタント的な業務からスタートして、インフラ業務の経験を積み、少しずつ自分で担当案件を持つようになりました。ここ一年ではインフラチームの窓口担当として、他の開発チームとの調整やチーム内の管理も行っています。

業務をするうえでこれまでの苦労した点と、どのように乗り越えたか教えてください。

インフラはシステムが動くためには欠かせない存在ですが、最初はまったく知識がなく、期待と不安が半々の中、配属されました。1年目は専門用語がほとんど理解できず、会議でも自信をもって会話に参加できませんでした。しかし、もともとの入社動機が、知らない世界に興味をもち挑戦してみたかった、わからないのは当然だと考えて、新しい知識を身に着ける意欲と積極性を持ち、この状況を乗り越えようと考えました。ミーティングで盛り上がっている話題に耳を傾けて、わからなかったことは調べたり聞いたりを繰り返すことで、自然と理解力が深まりました。逆に少しずつわかってくると面白さが増してきて、他のメンバーと同じように会話ができるようになると関われる作業の幅も広がってきます。クラウドサービスを提供する会社の認定資格も取得して、さらに自信につながりました。積極性を持つことで、成長スピードは思ったよりも速かったと感じています。

仕事のおもしろさややりがいを教えてください。

電力会社様のWebサイトが正常に動いているのを見ると、社会の役に立つものを自分たちで作り上げた手応えがあり、とてもやりがいが感じられます。そして、Webサイトが動くためには、自分たちが手がけるインフラが土台になっているので、その点にも誇りを持っています。仕事での成長が実感できるのも、この仕事の面白さです。最初は技術知識がなかった自分が、今では自ら手を動かしながら、他のメンバーもまとめつつ、お客様に提供できるものを作り上げることができている。そんな感覚があります。このようなITスキルが身につき、「他のチームの人と対等に打ち合わせができるようになった」、「チームリーダーを任されるようになった」など、年々自分の成長を実感でき、非常にうれしく、やりがいを感じています。その手応えが得られるのは、社員に次々と新しい機会を与えてくれる環境があるからだと思います。

仕事で注力していることを教えてください。

リーダーとしてチームを動かしていた先輩が異動になり、自分がその役割を担う必要が出てきました。インフラ構築はITの知識さえあればできるわけではなく、さまざまな相手と連携を取り、お互いに支えあいながら遂行するという、きわめて協調性を重んじる仕事です。とくにリーダーは、プロジェクトマネージャーや他の開発チームと連携して、システムの内容について細かな調整を行うほか、自分たちのチームでも業務の流れやスケジュールなどをメンバーと一緒に詰めて、しっかりと管理していくことが求められます。的確な指示を行い、発言内容にも配慮が求められるポジションです。そのため、自分の仕事に責任を持つことはもちろんですが、チームとして仕事をしていることを忘れず、困っているメンバーがいれば、しっかりサポートすることを心掛けています。チーム全員で一つのものを作り上げることを大切にしています。

これからどんな事に挑戦していきたいですか?

クラウドサービス全般のエキスパートになっていきたいと考えています。IT業界はかなり幅が広く、専門知識も多岐にわたる業界になります。その中でも自身の強みとなる専門分野を一つ身に着け、武器として持つことを目標としています。まずは現在、自分が携わっているクラウドサービスの分野で、サーバやデータベースなどの個別の知識だけではなく、一つのプラットフォームとして知識を身に着けていくことを大きな目標に掲げています。資格取得や新規開発への参画などを通して自分にあった領域を見つけ、伸ばしていければと思っています。そして、お客様のニーズや課題に合わせた提案ができる技術者を目指していきたいと思っています。

Oneday Schedule

9:30
リモートワークで業務スタート。100%オレンジジュースを飲みながら、メールをチェック。
10:30
自社メンバー4名にて、WEB会議で朝会。業務の進捗状況などを報告し合います。
11:00
NTTデータのリーダーも参加して、プロジェクトチームのメンバーでミーティング。困りごとや直近の作業を確認します。
12:00
ランチタイム。麺類が好きなのでパスタや焼きそば、ラーメンなどを自分で作っています。出社する時には、勤務地周辺の飲食店を開拓しています。
13:00
プロジェクトの自身担務の開発構築などの業務を行います。
14:00
開発チームとWeb会議を行い、作業の進捗状況の共有や課題について検討します。
14:30
打ち合わせ内容を整理して、自社チームメンバーとコミュニケーションツールを使って共有。
15:00
引き続き持ちタスクの作業を進めます。チームメンバーの作業の手助けをすることも。
17:30
自社メンバーで夕会。この日の業務の進捗を確認する。
18:00
残タスクの対応。なければ退勤して週1~2回のペースで、フットサルで汗を流しています。

Message

良い会社に入るというのは、自分が重要視している部分が備わった、自分に見合った会社に勤めることだと思います。例えば向上心はあっても、担当させてもらえる業務の幅が狭く同じ作業しか学べなかったり、自分の時間を大切にしたいのに残業が多く休みも取りづらかったりすると、仕事のモチベーションも下がってしまいます。企業規模の大小に関わらず、自分の求めるものとずれていては、仕事の楽しさを感じるのは難しくなってしまうと思います。ぜひいろいろな企業の特徴を比較して、自分に相性の良い企業を見つけてください。

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