INTERVIEW - 02

データドリブンな世の中をつくる仕事に、
入社1年目から挑む。

SE(業務SE)

R.Kosaka

ITソリューション事業部
第三ITソリューション部
2019年 新卒入社|理工学部卒

IT業界に絞って就職活動を行うなか、特定の技術分野や業界に特化するのではなく、幅広い顧客に向けて多様なソリューションを提供するNTTデータビジネスシステムズに注目。ERPや基幹システムのほか、RPAなどの最新技術領域にも挑戦している点に魅力を感じた。選考中は給与の事や仕事の大変さなど聞きにくいこともオープンに話してもらえたことで、フラットな社風を感じるとともに安心して入社できたという。

現在はどんなお仕事に携わっていますか?

入社1年目は希望が叶ってコンサルティング部に配属されました。データ活用ソリューションのサービス検討から、選定したビジネスインテリジェンス(BI)ツールの利用促進を目的とするハンズオントレーニングの講師を務めるなど、事業のスタートアップに貢献しました。 2年目からは、コンサルティングの後続工程となる同ソリューションの導入企業様に向けたシステム開発を担う部署へ異動しました。お客様の日々の活動で蓄積される膨大なデータを分析・可視化することで、企業としての高度な意思決定を支援することがミッションです。現在は大手飲料メーカーと商社のお客様を担当しており、お客様のデータ分析環境を構築するプロジェクトのメンバーとして作業を行っています。 私は理系出身ですが学んでいたのは電気系なので、学生時代の知識がいまの仕事にストレートに活かせるわけではありませんでした。しかし、業務では論理的に物事を考える必要があり、たとえば条件の洗い出しや条件分岐などの基本的な考え方は活きていると感じます。そういう意味では理系で学べてよかったと思いますね。もちろん文系出身で活躍している社員もたくさんいますので、本人の努力次第とも言えるでしょう。

入社1年目から大きな仕事を任されることにプレッシャーはありませんでしたか?

世の中のデータ活用ニーズの高まりを受けて、当社としてもこの分野を強化していく方針があり、自身もツールの選定から参加させてもらいました。とはいえ、入社したばかりだった私にとっては右も左も分からない状態だったので、学びながらリサーチすることからのスタートでした。 さまざまな観点からツールを選定した後は、その機能を教えられるレベルに習熟し、ハンズオントレーニングの講師を務めることに。知識ゼロからスタートして1〜2ヶ月程度の準備期間での挑戦だったので、はじめは不安だったというのが正直な気持ちです。準備期間中は講師経験者の先輩からレビューを受けながらポイントを教わったり、わかりやすい説明文を用意したり自分なりに努力しました。こうして短期間ではありますが入念に準備を重ねて望んだ結果、受講したお客様から「分かりやすかった」とのお声をいただくことができました。ハードルの高い挑戦だったとしても、努力と工夫次第でプレッシャーを乗り越えていけることを知り、この経験は大きな自信につながりました。

お仕事のやりがいや魅力はどこに感じていますか?

データを可視化したレポートの作成と、作成したレポートを共有するためのWebサーバ構築という大きく2つの業務領域があるため、さまざまな部門のお客様と仕事ができることにおもしろさを感じています。 レポート作成では、データを利用する営業部門等の担当者がお客様となります。一方で、Webサーバ構築においてはシステム部門がお客様となり、案件によって顧客の特性が大きく異なるため、視野を広く仕事をすることができます。たとえばサーバ構築だけでは実際のユーザーの目線に立つことが難しくなり、本当に意味のあるサービスを提供することができないかもしれません。逆にレポート作成だけではシステムの裏側の仕組みを理解することができないので、トラブル時に解決策を提示できないかもしれません。2つの領域をカバーするからこそ求められる知識やスキルの幅は広くなりますが、その分、自らの成長のチャンスが増えて、やりがいもたくさん感じられます。

お仕事で工夫していることや大切にしていることを教えてください。

シンプルながらもっとも難しいことでもありますが、「お客様の期待に応える」ことを常に大切にしています。これは入社まもない頃に上司から言われた一言がきっかけです。当時は仕事を依頼されてもどう進めるべきかが分からず、チームの先輩たちに聞いてばかりいました。そんなときに上司から「お客様が正解と思うことが正解」と言われました。つまり、他の誰かに聞いても正解に辿り着くことはできず、お客様の立場に立ってどうするべきかを自分の頭で考えるべきだということです。 この言葉をきっかけに、自分なりの仮説を立てた上で周囲に相談するようになりました。まだまだ主体的にお客様を最適解へと導く十分な実力があるとは言えませんが、先輩社員のサポートやフィードバックを元に、成果物を最適解に近づけようと奮闘中です。今後は、自分の考えと先輩の考えを比較し改善することで、アウトプットの精度を上げ、お客様の期待に応えられるようになりたいです。

これからどんな事に挑戦していきたいですか?

データドリブンの文化が世の中に広く浸透することで、時間やコスト面の効率化だけでなく、経験値などによって俗人的に意思決定してきた業務を誰もが正確に行えるようになるなど、多くのメリットが生まれるはずです。そんなよりよい未来をたくさんの企業様に提供するべく、データ活用ビジネスを拡大して行きたいです。 そこで私たちが注力しているのは、社内のデータ可視化BIツールの有識者をもっと増やすことです。社内勉強会の実施や他チームへのノウハウ共有など、積極的な情報発信に取り組んでいきたいです。

Oneday Schedule

9:30
リモートワークで業務スタート。メールチェック・作業開始。
9:45
A・B案件のチーム横断定例会議。他チームに影響のあるタスクの確認や課題の認識合わせ。
10:00
A案件作業。お客様からの問い合わせ対応とシステムの運用手順書を作成。
13:30
A案件の内部定例会議。チーム内の進捗確認と課題に対する検討事項を共有。
14:00
B案件作業。お客様のヒアリング結果を踏まえシステムの要件を整理。
16:30
B案件の内部定例会議。進捗の共有や成果物について認識合わせ。
18:00
業務終了。
18:30
チームメンバーとオンライン全社レクリエーションに参加。レクの謎解きイベントで結果は残せなかったが和気あいあいとコミュニケーションを楽しめた。

Message

企業ミッションの「変化を楽しみ、進化を続け〜」という言葉どおり、顧客ニーズに応えるため新しいソリューションに積極的に挑戦をしている点などに、当社で働く魅力を感じています。私が所属する部署ではデータ活用基盤の構築・BIの導入に挑戦してきました。当初はこの領域の社内ノウハウは少なかったのですが、NTTデータグループの知見を活かすことで導入実績を積み上げ、新たな顧客ニーズに応えることができるようになってきています。このように、変化を楽しみながら進化・挑戦する文化がある会社なので、常におもしろみを感じながら働くことができると思います。

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