INTERVIEW - 16

入社1年目から、事業部初の
技術を活用したシステム開発に挑戦。

研究開発

H.Suemitsu

第一imforce部
2021年 新卒入社|情報理工学部

就職活動の軸として、大学時のアルバイトのカフェで、チーム一丸となって目標に向かった経験が大きく影響したという。チームメンバーがそれぞれの役割を果たし、目標達成へ団結することに大きな充足感を感じていたからだ。社会人になってもそんな仕事をしたいと考え、チームでひとつの目標に向かうSEという職種に次第に惹かれていった。中でも面接などの会話を通じて、自分のことをしっかり見てくれていると感じたのが、当社だった。面接が終わったあとの面接官とのメールのやり取りにも心が動き、入社を決意した。

入社してからの担当業務を教えてください。

初期配属された部署は、先進技術を活用する部署です。入社1年目は、ノーコード開発ツールを活用した研究開発など、新領域の事業開拓にたずさわりました。お客さまがいる案件ではなく社内における研究開発で、まさにチャレンジングな業務だったと思います。2年目は、製造業のお客さまとローコード開発ツールを活用したワークフローの画面開発に取り組みました。これは事業部として初の開発プロジェクトで、要件定義から仕様確定などすべての工程を経験できたことは、私にとって有意義な時間となりました。同時に、お客さまの内製化を進めるミッションもあり、お客さまへのレクチャーも担当するなど、自分自身でも成長につながったと感じられる濃密な一年でした。

仕事のおもしろさややりがいを教えてください。

3年目には金融業界のお客さまを担当して、非常に困難なワークフローの画面開発にたずさわりました。20年以上バージョンアップされていないという、かなり古いもので、しかも業務ロジックも極めて複雑です。これを一つひとつクリアしていくことに、技術者としてのやりがいも面白さも味わうことができました。経験や知識が身についていることを実感できた、忘れられない案件のひとつになっています。自身の成長以上に魅力的なのが、チーム一丸となってシステム開発プロジェクトに取り組み、成果物を納品したときの喜びや達成感です。プロジェクトのメンバーや先輩、後輩など、周囲の皆さんに頼りにされて、チームの一員として的確にサポートできたとき、SEになってよかったと感じます。入社動機のひとつだったチームが結束して目標に向かう仕事という希望が、叶えられていると心から感じられるからです。

業務をする上でこれまでの苦労した点と、どのように乗り越えたか教えてください。

入社1年目、2年目でたずさわっていたノーコード、ローコードを扱ったシステム開発や外部のシステムとの連携機能開発は、事業部としても初の試みであり、周囲に知見を有する有識者がいないという状況でした。もちろん、相談や協力をお願いできる方はいるのですが、私が中心となって進めなければなりません。誰も取り組んだことのないテーマを前に、やるしかないと自身を鼓舞していました。怖いもの知らずとでもいうのか、いきなりアプリケーション開発の企業へ電話で問い合わせをするなど必死で取り組みました。すると道は拓けるもので、社外の有識者や社内の方々から必要な情報も入手でき、乗り越えることができました。当社は、上長や先輩方と接しやすい環境があり、風通しもとても良いと感じています。そんな雰囲気だからこそ、成功することができたのだと思います。

仕事で注力していることを教えてください

常に心がけていることは、本質を見抜くことです。お客さまは何を求めているのか。真意を知らなければずれが生じます。金融機関の案件で、納品後にお客さまの想定が異なる部分が発生し、最終的にシステムの仕様変更に至ったということがありました。コミュニケーション不足が大きな要因でした。この経験を無駄にしないためにも、お客さまの真の要望を見抜くことが重要だと考えるようになったのです。与えられたタスクを単純にこなすだけではいけません。システム開発の全体を俯瞰し、その本質を見抜く、お客さまの意図を理解することに注力しています。そのためには受け身ではなく、能動的に、主体的に案件に関わっていくことが大切です。そんなことを自身に問いかけながら、日々取り組んでいます。

これからどんな事に挑戦していきたいですか?

これまでのように、様々なプロジェクトに関わっていきたいと考えていますが、その立ち位置は変えていきたいと考えています。これまでノーコードやローコードなど、新しい手法をはじめ、多様な開発を経験してきました。その経験と知識を活かして、ゆくゆくは要件定義工程よりも更に上流工程の提案活動にチャレンジしてみたいという思いが生まれています。お客さまともっと関わりたいという気持ちが次第に大きくなってきているのです。そのためにも、お客さまとのリレーションを円滑に行えるスキルを身につけていくことが、私の課題だと捉えています。まだ夢のような話ですが、自分で案件を獲得してきて自分でシステム開発を進める。そんなことに挑みたいと思っています。同時に技術者として、生成AIなどの最新トレンドを取り入れた新しいビジネス領域の開拓にもチャレンジしてみたい。ちょっと欲張りすぎでしょうか(笑)

Oneday Schedule

10:00
池袋本社のオフィスで業務スタート。始業前には上長やメンバーへのあいさつは欠かさない。
10:30
同じプロジェクトのメンバーが集まる内部の定例会議。タスクの確認などを行う。
12:00
池袋駅周辺の店でランチ。先輩が最近開拓したインドカレーの店がお気に入り。
13:00
後輩がたずさわっている環境構築の進捗状況などを確認して、指導を兼ねたアドバイス。
14:00
お客さまとオンラインにて会議。開発を進める予定のシステムの要件を整理する。
16:00
中国の協力会社とのオンライン会議。進捗状況がメインのテーマとなっている。
17:30
本日二度目の内部の定例会議。今回は進捗状況や成果物についての認識合わせ。
18:30
業務終了。週末ならメンバーと飲みに行くこともあるが、平日は基本帰宅する。

Message

自分自身の就活の経験からですが、最初は順調にとんとん拍子に進んでいたのですが、ある時から突然落ちていくことがありました。とても辛い時期でしたが、そんな時こそ自己分析や他己分析に真剣に取り組むことが、きっとその後の成果につながると思います。当社は、人と人のつながりを大切にし、若手が意見を発信しやすい風通しの良さが魅力のひとつです。オフィスもきれいで、最上階なので眺めも良いです(笑)。少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してください。

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