INTERVIEW - 03

熱意があれば入社年数に関係なく、
お客様の役に立つ価値を生み出せる。

プロジェクトリーダー

A.Shiratori

第一imforce部
2015年 新卒入社|社会学部卒

チームで何か一つのことに取り組むことで、一人では到底成しえないような、想像もしなかったような良いものが作れることを学生時代の研究で体験。同様にチーム一丸となってはたらける仕事として選んだのがSIerだった。その中でも当社は、NTTデータグループで法人分野中心のSIを強みとしている会社である。業界を問わず多岐に渡るお客様に対してシステムを提供できる点で、多業界・多業種の知見を深められることに魅力を感じた。また、男女の別なく早い段階からリーダーを任せられる点で、早期のキャリア形成も可能であると考え、当社への入社を決めた。

これまでの担当業務を教えてください。

最初に配属されたのは、intra-martというパッケージ製品を活用したシステム開発を進める部署でした。初めて担当したお客様は大手小売企業で、国内外300社を超えるグループ会社全体の業務改善を目的としたプロジェクトでした。配属されたタイミングでは、開発メンバーの一員としてテストを担当し、一年目の秋ごろからは要件定義を担当する先輩社員に付いて議事録をとるところから始まり、お客様の業務やシステムについて理解を深めながら、徐々に設計なども行うように。2年目からは比較的小規模なプロジェクトのリーダーを任されるようになり、それと並行してプログラム開発も行ってきました。現在は中規模案件も手がけるようになり、他にも不動産業、旅行代理店、会計事務所などさまざまなお客様を担当しています。

業務で大変だったことを教えてください。

プロジェクトリーダーになりたてのころ、お客様の業務をどの範囲でシステム化するか決める際に、開発スコープをお客様と明確に合意しないまま開発を進めてしまい、開発期間やコストが膨らんでしまったことがありました。原因は開発の目的をきちんと理解せず、お客様からの要望を、そのまま鵜呑みにして開発を進めてしまったことでした。上司や先輩が開発の目的をしっかりと確認し、そこから何が必要で何が不必要かを判断するようにアドバイスしてくれたことで、開発推進における自分なりの判断軸を持つことができました。この経験から大事にするようになったのが、開発の目的を適切に理解した上で業務に取り組むということです。お客様の真の目的は、単にシステムを作ることではなく、ビジネスで何を実現したいのかにあります。そこに目を向けることで、お客様が求める品質のシステムを提供できるようになり、プロジェクトそのものもさらに価値のあるものになっていったように思います。

仕事の面白さややりがいは何ですか?

お客様企業の価値向上につながる取り組みをお客様とともに推進し、世の中に先駆けて新しいシステムや価値を提供できる点です。とくに印象に残っているのは、テレワークを前提とした勤怠システムを導入したプロジェクトです。コロナ禍で一気に普及したテレワークも、このプロジェクトに携わった5年ほど前にはまだ一般的ではなく、私自身も働き方が明確にイメージできませんでした。そんな状況の中で、お客様と一緒に勤務パターン一つひとつを考えるところからスタートしました。未知へのチャレンジで作業はとても大変でしたが、これをやり遂げて、世の中に新しい働き方を提案できたことに大きな達成感がありました。そのお客様とは会社の枠にとらわれず、同じチームのメンバーとしてフラットに議論ができたことも、仕事の楽しさにつながりました。

仕事で注力しているのはどんなことですか?

熱意を持って開発に取り組むことです。精神論と言われてしまうかもしれませんが、取り組む対象のビジネスやお客様に対する熱意がなければ、良い仕事はできないと思っています。100点を目指すのと120点を目指すのとでは、到達できる場所が変わってきます。また、成果物のクオリティが上がるだけではなく、お客様の満足度や信頼関係などプラスアルファで何らかの価値が生まれてきます。プロジェクトリーダーとしてより良いシステムを生み出していこうという思いは、少なからずメンバーにも波及すると考えているので、その点は重視しなければいけない部分です。一方で、仕事に対する考え方や取り組み姿勢は年次や経験、役職によってもそれぞれ異なるため、個人のスキルや能力に左右されずに成果を出せるチームはどのようにしたら作れるのか?といったところは直近の課題として考え続けていることです。

これから何に挑戦していきたいですか?

現在はローコード製品を活用した、新規ビジネスの検討を社内で実施しています。ローコード開発ではいわゆるプログラミングを最小限に抑えることが可能で、開発期間の短縮やコストの削減を行うことで価値提供の高速化が見込めます。ローコードは昨今のトレンド技術であり、導入を検討しているお客様も多いために、そのようなお客様に対し技術的なコンサルティングを行いながら、現場の業務課題の改善や新規性のある取り組みへの支援をしてみたいと考えています。また、自分が開発したシステムの一つが、当社の「imforceマイグレーションシリーズ」の一つとしてサービス化 されました。自分の手で新しいものを生み出して、それが製品としてさまざまな企業に使われるのは大きなやりがいなので、引き続き挑戦していきたいと思います。

Oneday Schedule

9:30
始業。打合せのためお客様先のオフィスで業務を開始。メールチェックや当日のタスク整理を行います。
10:00
お客様打合せ。作成した要件定義資料をもとにお客様の要望事項を詰める。対面での打ち合わせの方がリモートよりもお互いの関係構築がしやすいと実感。
12:00
移動/昼休み。外出時は外でランチをすることが多い。テレワークの際は冷蔵庫の有り合わせで簡単に。
13:00
お客様先から帰宅後は、自宅でテレワークを実施します。
14:00
課題検討ミーティング。開発中に発生した課題に関して、有識者を含めて対応方針を検討。緊急度の高い課題に関する打ち合わせは長丁場になることも。
16:00
個人作業。次回のお客様との打ち合わせ資料作成や、スケジュール調整、次工程の作業計画の検討など。
17:30
チーム内進捗会議。各人の作業状況や作業における課題の確認、開発に関する共有事項の周知を行う。
19:00
終業。翌日のタスクを整理してから業務を終了し、夕飯の準備。時には同僚と飲みに行くことも。

Message

就職活動においては自己分析がとても大切だと感じています。企業から内定をもらって入社することはゴールではなく、社会人としてのスタートラインに過ぎません。そのため、自分が本当にやりたいことは何か? 自分は将来どうなりたいのか? そのために必要なスキルやキャリアってどんなものなのか? などをよく考えて、自分の足で自分の人生を歩む気持ちを持って社会へ飛び込むことが大切だと考えています。就職活動は自分自身をよりよく理解する時間だと捉えて焦らず進められたら、きっと未来は明るいです! 応援しています。

Ohter People