専攻と仕事
マッチング!?
学生時代の学びが今の仕事に生きています。

人文科学系専攻
文学、史学、哲学、心理学を学んでいました。
人文科学系というものも、にわかにはIT業界と結びつかない雰囲気があります。文豪の研究を行った、史料を読み解いた、あるいは心理学科で認知心理学を専攻していた、という社員がいます。いずれにも共通しているのが、たくさんの論文を書くことで身についたスキルがあるということです。書く、それはつまり考えることになり、さらに相手をいかに説得するかというスキルにつながる。それはもうビジネスそのものですよね。人文科学系出身者にはお客さまの心をつかむことに長けている人が多いとか、そうでないとか。
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社会科学系専攻
法学、政治、経済、経営、社会、商学、環境、マーケティングを学んでいました。
経営学部で企業戦略をテーマにしたゼミに所属していた。コミュニケーションに関する理論と実践的研究を学んだ。法学部で官民連携による公共政策を研究した。など、社会科学系出身の社員たちが学生時代に取り組んだ学びの一例です。このような学びを通じて彼らは、「仮説を立てる」→「仮説が立証できるように調査・実証試験を行う」→「調査・実証試験の結果から仮説を立証する」といったプロセスを経験したようです。それはシステム仕様を決定するプロセスにも重なります。「情報収集から最善の策を導き出す力はエンジニアとしての仕事に活きている」と話す社員もいます。
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芸術学専攻
芸術全般を学んでいました。
IT業界と芸術? と思われた方も多いのではないでしょうか。一見すると対極にあるもののように感じます。しかし当社では大学で美術、音楽、演劇、映画など芸術全般を学んでいた社員が多く活躍しています。では、どんな仕事のシーンで身につけたスキルが活かされると思いますか? 芸術といっても大学の授業やゼミでは研究発表やディベートも行われます。たとえばゼミでの資料作成や大勢の人の前で発表を行っていた経験は、ビジネスにも通じるもの。それは人に伝える術、表現力を身につけることになるからです。まさに「芸は身を助く」ですね。

理工学系・生物学系専攻
数学、化学、物理、情報、生命、エネルギー、 プロジェクトマネジメントを学んでいました。
これはもうITと非常に親和性の高い学問です。と思いきや、どんな専攻だったかを聞くと化学専攻で高分子、薄膜生成などの研究をしていたという社員や、物理学全般を学び研究室では量子光学に取り組んでいたという社員、生命工学部で細胞の構造や機能、DNA、タンパク質などについて研究していたという社員も! 彼らが異口同音に話すのは、論理的思考、仮説、検証を繰り返した経験が今に活きているということ。もちろん理工学系の分野からはプログラミング、ネットワーク、アルゴリズムなどに精通する社員たちが沢山当社に入社していることは言うまでもありません。
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教育学系専攻
教育学を学んでいました。
そのものズバリ! 教員免許を所有している社員もいます。学生時代には教壇にあがることを志していたのです。もちろん教育実習も行っています。教育を学んだことは仕事では、どのように活かされるのでしょうか。たとえば音楽教育学を専攻していた社員は、会議などでロジカルな考えではなく、感覚や感性を活かした発想で発言をしているとのこと。停滞する会議に波紋を呼び起こして、きっと実りある時間にしているのでしょう。教育実習では生徒と教師の向き合い方を学び、将来トレーナーになった際にはきっと経験が活きてくると自信ものぞかせます。
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農学系専攻
食品衛生、発酵食品、バイオサイエンスを学んでいました。
農業、自然、環境。ITとは対極にある学問に受け取られるかもしれません。しかし、あらゆる分野にITが深く根差している今、情報系の学問に精通した人材だけが活躍するというのはもう昔のお話し。事実、当社には食品衛生や発酵食品、バイオサイエンスについて学んだ社員もいます。「数学や情報科学の知識がプログラミングやアルゴリズムの理解に生かされました。」という者や、「ExcelやPowerPointを使うシーンが頻繁にあり、それはそのまま業務につながる」という者も。学生時代に身につけるのは学問だけでなく、ITリテラシーだったりもするのですね。