INTERVIEW - 01

ビックデータを活用し
国内最大級のプロジェクトに挑む。

業務SE

S.Okawa

第二モバイル開発部
2020年 新卒入社|商学部卒

就職活動ではIT業界を志望したものの、自身のキャリアについて明確に描くことができていなかった。そこで出会ったのが当社。業務を通じてIT業界への理解を深めながら入社後も職種をチェンジするチャンスがあり、キャリア形成の選択肢を幅広く持てる点が魅力的だった。関わる案件の開発規模や職種もさまざまで、フレックスタイム制度など勤務形態にも多様性が感じられたため、自分が将来なりたい姿を模索しながら働くことができると感じたのが入社の理由。

入社してから今までの担当業務を教えてください。

携帯電話会社A社を担当する部署に配属となり、入社1年目にはモバイルの会員アカウント関連のアプリケーション開発を行うプロジェクトに所属し、単体試験や会員ページの作成などを行っていました。入社2年目からは国内最大規模といわれるデータドリブンシステムの開発プロジェクトに参加しています。データドリブンとはビッグデータを分析して、経営や事業に活かしていくトレンドの手法です。A社には利用者が携帯電話を使用することを通じて、膨大で多種多様なデータが蓄積されています。そのデータの活用方法を検討し、必要なシステムを開発するのがこのプロジェクトです。プロジェクトはNTTデータと共同で行われ、私はその中でお客様と開発チームとの間で調整業務を行っています。立ち上がったばかりのプロジェクトなので、配属された時にはこれから新しい世界が始まるぞというワクワク感があり、未体験の業務に挑戦してみたい気持ちでいっぱいでした。

仕事のおもしろさややりがいを教えてください。

スマホはもはや生活の中で手放せないものです。蓄積された利用記録などのデータは、まさに社会規模での生活記録的な側面もあります。その膨大な記録を活用するという点でデータドリブンシステムの開発は、とても壮大なプロジェクトです。多くのエンジニアが参加する大規模な現場の一員として参加し、多くを学べる貴重なチャンスにやりがいを感じています。また、データドリブンは最近のIT戦略や経営戦略において、大きな注目を集める最先端の技術領域だけに、試行錯誤しながらシステムづくりを進めていく部分も少なくありません。なかなかスムーズに進まないことも多いですが、全員で議論を重ねながらシステムの精度を上げていくという点で、新しい技術の立ち上げに関わることができているのを実感し、そこにも面白さが感じられます。

業務をする上でこれまでの苦労した点と、どのように乗り越えたか教えてください。

開発チームには、お客様からシステムの改修やトラブル解消などの要望が寄せられます。その要望を的確に把握してチームメンバーに伝達し、対応策やそれに必要なスケジュール、予算、人員などをヒアリングして、お客様に回答するという業務を行っています。そうした中で、お客様と開発チーム側の要望が折り合わず、解決が難しくなってしまったことがありました。そこで、お客様と開発チームが直接話し合うことを自分から提案し、会議の場を設けました。お互いの要望をすり合わせながら、最適な解決方法を見出すことで乗り越えることができました。お客様と開発チームという立場の違いはありますが、根本には「良いシステムをつくりたい」という共通の思いがあります。同じモノづくりをするパートナーであることを念頭に置いて、お互いの要望を真摯に受け止めながら、高品質なモノづくりを行う重要性を痛感しました。

仕事で注力していることを教えてください

お客様からの依頼に対して最後まで責任をもつことです。担当している調整業務では、お客様と開発チームの間に立つ私自身の動き次第で、お客様の満足度も変わってきます。お客様から依頼された案件に対する回答を用意し、次の人にバトンタッチして自分の役割が終わっても、その案件が滞らずにきちんとお客様のもとに届くかどうかを、最後まで責任をもって見定めることを大事にしています。それがトラブル回避や満足度向上につながります。もう一つは、プロジェクトの内容についてより深く知ることです。お客様からの要望の中には、システムに関わる調査など、緊急に対応しなければならないケースもあります。時間的な猶予がない中でスピーディに対応して、期限までに回答ができた時にはやりがいを感じます。そうした対応を可能にするために重要なのは、日頃からプロジェクトの内容や開発チームの状況を、的確に把握しておくことだと考えています。

これからどんな事に挑戦していきたいですか?

今までは業務に慣れるのに精いっぱいでしたが、調整が思い通りにできて、プロジェクトが次のフェーズにスムーズに進んでいく瞬間を見られるのは、とてもワクワクします。今後さらに一歩進んで、よりスムーズな調整ができるようになるためには、お客様への理解を深めていくことが大切です。開発側の各チームの業務内容や役割、開発チーム間でのかかわり方なども深掘りして理解し、お客様と開発側がより高い精度で関わりあえるようにベストを尽くしていきたいです。お客様を知るには技術に関する知識も重要なので、データ分析に関する知識も身につけていきます。また、プロジェクトもどんどん新しい技術や手法を採り入れる方針なので、私自身も新しい技術分野について少しずつ勉強を始めているところです。そして、このプロジェクトで学んだことを、将来的には他のプロジェクトにも生かしていきたいと思っています。

Oneday Schedule

9:00
リモートで業務がスタート。午前中はミーティングにて、意見のすり合わせなどを行う。
11:00
開発チーム内の会議がすべて終了し、その内容を踏まえてお客様への対応を開始。
12:00
お昼休み。料理が好きなので、リモート勤務の日は自分でランチを用意して気分転換。
13:00
業務再開。引き続きWebを通じてお客様対応を行う。依頼内容は日によって異なることも多いため、内容をしっかりと確認して取りまとめる。
14:00
お客様から依頼があった案件に関してその内容を整理し、関連する開発チームをピックアップして業務を依頼。関連するチームをもらさないのがポイント。
16:00
チーム内の会議で1日の報告を行う。
18:00
午後の会議がすべて終了。会議で出た課題の中で、その日にできることはその日のうちに処理。
18:30
業務の終了後は夕食の材料の買い出しに。趣味は海釣りで、休日には釣った魚を自分で料理することも。

Message

入社してからも将来の働き方にたくさんの選択肢を持つことのできる会社です。自分はこれから何がやりたいのかを、上司との対話を通じて会社と共有し、チャレンジする機会を持つことができます。知識や経験がなくても、充実した研修制度で一からしっかり基礎を積み上げることができるので、安心してください。皆さんが自身の可能性を存分に活かすことのできる企業に出会い、輝きながら仕事ができるように祈っています。

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