INTERVIEW - 08

仕事も家庭も、
全力で楽しめる環境を、
自らの手で。

コンサルタント

M.Fujita

コンサルティング部
2003年 中途入社|経営学部卒

前職はNTTデータグループの別会社でおよそ11年間システム開発に携わったが、転居を機に転職を検討。その際、ものづくりが始まる前の上流工程で、お客様の要望をシステム化するための構想部分に携わりたいと考え、営業職を志望。NTTデータビジネスシステムズへの入社を決めた理由は、顧客との対話をベースにものづくりを手がける姿勢に魅力を感じたから。その後2度の産休・育休を経て、子育てと両立しながら意欲的に仕事を続け、現在はコンサルティング部に所属している。

入社からこれまでどんなキャリアを歩んできましたか?

入社から2年間は営業として新規顧客開拓を中心に精力的に活動しました。その後、二人の子どもの出産と育児で2005年から3年ほど休暇を取得し、2009年に時短勤務で復帰しました。まずは時間調整がしやすい営業のサポート的な役割から始めて、徐々に営業の仕事に戻っていったイメージです。勤務時間も少しずつ元に戻していき、2014年にはフルタイム勤務で本格的に営業現場へ復帰。大手上場企業をはじめとする新規顧客の開拓や、既存顧客の深掘を担当し、2021年に自ら手を挙げてコンサルティング部へ異動しました。
コンサルタントの役割は、課題解決の道を具体的に描くことです。営業との大きな違いとしてはこの「具体性」の度合いにあり、コンサルタントはお客様の課題をどのように解決するかを細部まで設計する必要があります。サービスやソリューション起点の営業活動ではなく、お客様の困っていることを起点として課題解決のためのソリューションを提案していきたいと考えて、コンサルティング部への異動を希望しました。

現在携わっている仕事を教えてください。

主に2つのプロジェクトを担当しています。
1つ目は、某大手メーカーのDX化を推進するプロジェクトで、NTTデータと連携して進めている案件です。現在はお客様のDXのグランドデザインを描いている段階で、私はそのプロジェクトのマネジメントを行っております。
もう1つは、全国に2,400万人の会員を持つある法人に対して、既存ビジネス以外の新たなサービスの創出を支援するプロジェクトです。営業時代から担当させていただいているお客様なので、提案したサービスの実装に向けて事業部と連携しながらチームをマネジメントしています。
これらは、当社の事業方針でもある「成長領域への挑戦」にあたるミッションとなっており、社内外のあらゆるリソースを活用して、お客様とともに課題解決を目指しています。

この仕事の魅力ややりがいはどんな部分に感じますか?

前職も含めると、開発・営業・コンサルタントと3つの職種を経験してきました。これらすべてに共通するやりがいは「人から感謝されること」だと感じています。
たとえば、営業時代の入社2年目に担当した大手保険会社のお客様は、私たちが開発したシステムによってそれまで目視で確認作業を行っていた業務の自動化に成功しました。「おかげで楽になるよ、本当にありがとう!」と、心から喜んでくださったことを今でも覚えています。
また、最近の業務ではマネジメントの比重が高まっていますが、ここでも感謝されることがあります。たとえば、真面目で完璧を目指すあまり、仕事を続ける自信を無くしかけている部下がいました。そのメンバーに対して、できるだけ親身に話を聞いて一緒に問題の解決策を考えたり、更に上の上司に一緒に掛け合ったり、寄り添いながら進めるうちに、メンバーの気持ちもポジティブに変化していったようです。一緒に携わっていたプロジェクトが終わった時、「本当にありがとうございました」と言ってコーヒーを差し入れてくれたメンバーの成長ぶりは、本当に嬉しかったですね。

子育てと仕事の両立は大変ではなかったですか?

もちろん大変でした。夫が単身赴任で両親も遠方に住んでおり頼れなかったので、まさにワンオペ育児です。それでもこうして仕事を続けてこられたのは、職場の理解と協力があったからこそと感謝しています。
育休から復帰して数年後、営業の現場に戻ったタイミングではこんなことがありました。大きな提案が続いて仕事にのめり込みすぎてしまい、育児とのバランスが崩れたせいもあって、子どもの体調が優れない時期があったんです。初めは自分で何とかしようとしましたが、どうにもならずに上司やチームメンバーに相談して、期限の調整や業務の分担をお願いしました。そのとき職場のメンバーは「何でもっと早く相談してくれなかったの?」と温かく受け止めてくれて……。プライベートのことにも関わらず、全面的に協力してくれたチームメンバーには感謝してもしきれません。そのおかげで育児にかける時間を十分に確保できて、子どもも調子を取り戻すことができました。
こうして個人的な悩みにも寄り添い、信じて任せてくれた職場のおかげで今の私があると思っています。

仕事を楽しむために大切にしているのはどんなことですか?

家庭と仕事の両立も、40代でコンサルタントに挑戦したことも、一筋縄でいかないことがたくさんありました。それでも私は「一兎ではなく二兎を得よう」と決めています。私にとって大事なものは何なのかを考えたとき、家族はもちろんですが、やりたい仕事に挑戦することもあきらめたくないと思ったからです。
これを実現する上で大切なのは、その想いを周囲に伝えることでした。そして、自分のそれまでの経験や積み上げてきたものは一旦忘れてでも、周囲から学ぶ謙虚さを持つことです。こうして得た学びを自分の知見とミックスして行動することが大切だと思います。どんなことにも真剣な想いを持って行動すること。そして、変化を楽しみながら、周囲への感謝を決して忘れないこと。これらを大切にしながら、まだまだチャレンジを続けていきます。

Oneday Schedule

9:00
リモートワークで業務スタート。まずはメールに目を通し、本日の予定に変更がないか、スケジュールに無駄がないかを確認。
9:30
チームミーティング。メンバー間のプロジェクトの進捗状況やモチベーション、課題の確認。問題の芽は小さいうちに潰す解決する必要があるため、特に大切にしている時間です。
10:00
案件のリサーチ業務。現在担当している案件に関して、業界トレンドをリサーチし、アウトプットを整理する。
12:00
サロンMIK(=ママがイキイキできるサロン)をオンラインで開催。他事業部のママ社員たちと意見交換する。ランチを食べながらイベントの企画や家族のことを話すなど、ガス抜き&お楽しみタイム。
13:00
社内のオンラインセミナーに参加。テレワーク時代のコミュニケーションの重要性や課題を学び、所属部署の課題解決の手段を考える。
15:00
他事業部と共通の顧客に対する新規事業立案のための企画を検討。新規事業立案に課題を感じているお客様に、デザインシンキングを活用したプログラム企画を検討。
17:30
業務終了、子どもたちの夕食の準備。
19:00
外部大学の勉強会にオンラインで参加。

Message

当社はより多くのお客様に貢献するべく、プライムパートナーを目指して新たな領域に挑戦しています。そして年代も性別も関係なく変化を楽しみ、仕事も家族も大事にしながらワクワクする仕事にチャレンジしたいという「欲張り」を後押ししてくれる会社でもあります。だから私たちと一緒に、何もあきらめずに仕事を楽しみましょう。自分の人生を楽しく心地よくするために、成長できる環境が当社にはあると思います。

PREV

営業

K.Mochimasu

デジタルエンタープライズ事業部
2006年 新卒入社|法学部卒

NEXT

プロジェクトマネージャー

H.Kanno

リテール&ペイメント事業部
リテールソリューション部
2004年 中途入社|生物生産科学科卒